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応援企業紹介|株式会社 アモーレながすぎ

※〈応援企業紹介〉の記事では、就職氷河期世代の方々をはじめ、就職や転職活動に向き合うみなさんを応援する福井県内の企業を紹介していきます。採用に対する企業の考え方や、転職経験のある方々の体験談から、ぜひ明日に向き合うヒントを見つけていただければ幸いです。

今回は、福井や滋賀で8番ラーメンとコメダ珈琲のフランチャイズ経営を行っているアモーレながすぎ取締役の濱端さんと見附さん、田中さんにお話をお伺いしました。


■取締役のお話|濱端 翔太 さん

ー濱端さん、本日はどうぞよろしくお願いします。さっそくですが、現在の御社の従業員数と、おおよその年代構成を教えてください。

社員が30名ほど、パートやアルバイトの数は日々変わりますが250名くらいだと把握しています。社員の年代でいうと今はだいぶ若いですね。平均が30代じゃないですかね。一番年齢が高い社員で52〜3歳。男女比は大体6:4くらいですね。

ー普段の採用活動はどのような形で行っていますか?

アルバイトは人材紹介サービスやフランチャイズ本部からの採用が多いですね。そこからパートやアルバイトとして働いて、そこから社員になる方も多いですよ。新卒採用も行っていますが1〜2名です。

今年新卒で入った子もアルバイトからの採用です。実は毎年児童養護施設から何人かアルバイトに来てもらっています。施設の方と連絡を取り合って、状況を報告しつつアルバイトから社員になるところまでみんな親代わりになって見守る。そんなことにも取り組んだりしています。

ー採用をするときには、応募されてきた方のどのようなところを重視しますか?

弊社では数年前から店舗間移動というのを始めてるんです。今日はコメダに入って、明日は8番ラーメンに入って、というフレキシブルな形で働いてもらうことで生産性を高めにいっている。そういう意味ではそういう環境に柔軟に対応できるかということは大事ですね。

あとは弊社の理念や価値観を理解してもらえるかどうか。アルバイトの面接をするにしても試験を受けてもらうようにしています。

例えば、勤務希望先のお店の店長から企業理念を伝えてもらって、働くことについての動画をみてもらって、自分がどう感じたかを書いてもらう。そこに書いてある内容を見ながら採用を判断するようにしています。採用の段階でだいぶ間口を絞ることにはなりますが、そのぶん採用後の可能性の広がりがでますから。

ーこれから就職活動や転職活動に向かわれる皆さんに、濱端さんからお伝えしていただけることがあればお願いします。

成長したいと思う気持ち、パッションが大事だと思います。どの仕事にも成長できる場所は必ずあって、飲食であっても営業職であっても、いろんな人と接することによって人間関係構築能力が身についたり、数値管理の仕事があったら数字の面でも成長できたり。弊社の仕事に関しても活躍できるフィールドはたくさんある。

そこにパッションがあれば、きっといろんな人が手を差し伸べてくれるはずです。

ー濱端さん、ありがとうございました!

■転職経験者へのインタビュー|田中さん(46歳)、見附さん(39歳)

田中さん(左)と見附さん(右)

ー見附さん、田中さん、今日はよろしくお願いします。早速ですが、それぞれの来歴を教えていただけますか。

<見附>
飲食の仕事はアルバイトも含めると16歳のときからやっていました。定時制の高校に通っていて、当時の自分としては働くことのほうが優先だったので。高校を卒業してすぐに正社員になって、21歳のときに店長を経験させてもらいました。そこで22年ほど働いて、いまの会社に入ったのは2年前ですね。

<田中>
生まれは滋賀で、高校を卒業して4年ほどは京都の工場で働いてました。この会社に来る前は滋賀で同じような業態の会社に勤めていて、滋賀のコメダ珈琲で店長をやっていました。その会社が事業の売却をしたことをきっかけに、アモーレながすぎの社員になりました。

ーありがとうございます。お二人とも、普段はどんなお仕事をされているんでしょうか?

<見附>
結構現場に出ることも多いですよ。現場に出ながらお店全体の動きも見るということも多いです。

<田中>
同じく、現場も見ながら数字を見れるような環境の中で仕事をさせてもらっています。現場にいる時間よりは裏方で数字を見る時間のほうが長いですね。あとは店長同士で話をしたり、会社と話し合いの時間をつくったりしています。 

ーありがとうございます。見附さんにお聞きしたいのですが、長く勤めた前職を離れようと思った理由はなんでしょうか?

<見附>
やっぱり会社と自分の考え方とか方向性が合わなくなっていたことが大きいですかね。管理職が変わったことで自分の上にも新しく上司がついたりもして。この会社で幹部になったとして同じ考えでできるかっていうところで疑問が出てしまって、辞めることにしました。本当は全然違う仕事をしようかとも考えていたんですが、いろいろご縁があってアモーレながすぎにお世話になることになりました。

ー田中さんも結果としてはアモーレながすぎで働くことになりましたが、実は前の仕事も辞めるつもりだったとお伺いしています。

そうですね。以前の会社では、いざ働き出すと毎日同じことの繰り返しに感じてしまっていました。キャリア的にも次にいけないもどかしさのようなものがあって、当時のオーナーに辞めたいという気持ちを伝えました。そうしたら当時名古屋と滋賀で展開していたフランチャイズ事業を名古屋に絞ると言われて、辞める前に会社が変わったという感じです。

 ーアモーレながすぎに入ってからのお仕事はいかがですか?

<田中>
同じお店の経営でも、ベースとしてやることや見るポイントが全然違って最初は戸惑いもありましたね。数字を見る細かさもそうだし、根本からやっていることが違う。自分の足らざるを知るというか。でもその分やったことが結果として現れてくるので、やりがいは段違いです。 

ーこれから転職活動や就職活動に向かわれるみなさんに、おふたりの経験などからお伝えいただけることがあれば、よろしくお願いします。

<田中>
やっぱり何事にもまず挑戦することが大事だと思います。自分も実際30半ばで違う会社に来ているし、家族もいる中だったのである意味挑戦でした。前向きさと挑戦する熱意。そういったものが大事かなと思います。

<見附>
仕事って自分の好きなことをしたいっていう気持ちになると思うんですけど、最初は好きな仕事じゃなくても、やってみたあとに好きになることもあります。知らないところに出ていくとか知らない業種にチャレンジするってすごい不安もあると思うんですけど、やってみてマイナスなことって絶対ないと思うんです。

どこに行ってもたぶんチャンスはきっとあると思うので、知らないところを毛嫌いするばかりじゃなく、ある程度積極的にいろんな仕事に挑戦してみて、そのあとに好きになることを信じるっていうのも大事かなと思いますね。

ー見附さん、田中さん、ありがとうございました!

【応援企業情報】

株式会社アモーレながすぎ
所在地|〒916-0028福井県鯖江市小黒町1丁目15-23
TEL|0778-52-5778
WEB|https://www.nagasugi.co.jp/store-amore.php

 

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